お粥でむせるパン

何かリィエンのキャラクターが変な方向に(笑)

 

■パンとリィエンの出会い■

仲間が殺された悲しみ、魁軍に対する怒り、悔しさ、隠れて生き延びたことへの自己嫌悪…

様々な感情が一気に噴出して、号泣するシーンです。

おそらく偉くて強いはずの将軍が弱りきって、恥も外聞もなくむせび泣き、

心情を吐露してる。もーこれだけでかなりポイント高いんですが(笑)、

落ち着いてきたら同郷の人?または見識の広い人だってことがわかって

更に自分の話すことをちゃんと聞いて理解して、それに対して答えてくれて

今の夫に対して自分が持ってる違和感、みたいな物を読み取って、

指摘してくる。

(話ができる、ってのはリィエンにとって非常に重要だったと思います。

アルフとは…スキンシップが主で…話も一問一答みたいな、ちゃんとした会話を

してないような気がするので。)

しかしそれ以上はしつこくせず、夜は大人しく離れて寝ようとする男。パーフェクツ!(笑)

もー絶対こっちから添い寝したくなっちゃいますーvv

パンはリィエンと出会って生きてる実感が沸いたけど、リィエンもそうだったと思う。

芸を身につけさせられ、売られそうになり、アルフに助けられ…って、今まで全部受身で

自分の意思で行動したことが無いリィエン。

アルフは自分を愛すべき対象としては見てくれているけれど、一人の人間として

接してくれてるか…というとちょっと違う気がする。

何かが違う…と思って家を出てみても、目的もなく行く当てもなく、結局またなんとなく

村に戻ってしまう。

それがパンと出会って、自ら選んだ行動をして、初めて自分の人生に現実味が

感じられた…んじゃないかなあ。